ハイクオリティを追求する「ジャパンダウン」
第21回は長年のノウハウで生み出される最高級ダウンを製造し続けている「NANGA」をご紹介。
製品精度を保つためのある譲れないこだわりについて迫ります。
長年のノウハウから生み出される高品質ダウン
NANGAのこだわりは羽毛。成熟した水鳥(ガチョウ・アヒル)の羽毛を使用し、全ての羽毛は国内で洗浄、精製されているため羽毛本来の温湿度調整機能が非常に高く、特有の臭いの少ないダウンです。
そのようなダウンを使用した寝袋やダウンウェアを中心として製造販売。
長年培ってきた、羽毛の選定・洗毛・管理のノウハウによって、よりあたたかい羽毛製品を作り続けています。
ブランド名の由来は登頂困難な山の名前から
ナンガは、1941年に先代「横田晃」によって、近江真綿布団の産地からスタートした、羽毛の町から生まれた寝袋メーカー。
社名「ナンガ」はヒマラヤ山脈にある「ナンガ・パルバット」に由来しています。
ナンガ・パルバットは標高8126mで世界で9番目に高く、別名「人喰い山」とも恐れられ、今までにたくさんの遭難者を出してきた登頂が困難な山。
その社名には創業者横田晃の「困難だからこそやってやろう、みんなが登らんとこを登ったろうという」という思いが込められています。
日本の自社工場だからこそ保てる製品精度
日本製にこだわることで製品精度を高めてお客様に納得していただけるアイテムを提供でき、自社工場独自のノウハウがあるからこそ「永久保証(寝袋のみ)」が可能となっています。
そのため寝袋や布団、ダウンジャケットの修理はもちろん、最近では布団のアップサイクルも行っています。
NANGAが使用する全ての羽毛は使用する羽毛は羽毛加工メーカー国内シェアナンバー1の「河田フェザー」で洗浄加工。
加工工場は三重県の伊勢平野にあり、山々に囲まれた豊かな環境で取れる水(超軟水)や乾燥に適した気候が加工工程において優れており、高品質ダウンが生み出されているのです。
今季特におすすめするNANGAのアイテム
TAKIBI DOWN JACKET(タキビダウンジャケット)
アウトドア、キャンプ等様々なフィールドでの使用を想定して製作された難燃性のダウンジャケット。
難燃素材アラミドを配合することにより火への耐性を備え、穴が開きにくい焚火シーンでも着られるロングセラー名品。
フードの取り外しも可能で、タウンユースでも着こなしやすい要素。フロントの多ポケットがギア感を強める、デザイン面でも魅力的な一着です。
AURORA DOWN JACKET-2022model(オーロラダウンジャケット)
NANGAのフラッグシップモデル(メーカー製品の中で最上級品に位置するアイテム)。
NANGAが誇る、耐水圧20000mm・透湿性6000g/24hrsを誇る、NANGAの独自開発素材"AURORA TEX"を使用。今期は同モデルで、すっきりと着られるスタンドカラー仕様も登場。
FT LONG DOWN HOODIE(エフライト ロングダウンフーディー)
F/CE.とのコラボしたロングダウンコート。
ストレッチかつ高い透湿防水性を実現した機能素材にNANGAの優れたダウンを封入しています。
開閉可能なサイドスリットや独特なAラインシルエットが都会的な印象へと仕上げてくれる一着。
SUBU×NANGA(スブ×ナンガ) TAKIBI WINTER SANDAL(焚火ウィンターサンダル)
SUBUとのコラボレーションで生まれたウインターサンダル。
NANGA独自の難燃素材「TAKIBI」を採用し、キャンプシーンなどでも活躍します。マットな生地感でもちろん普段使いのコーデにも。