”海の京都” 丹後地方の伝統素材、「丹後ちりめん」。
約300年もの間、その時代に合わせて様々なカタチへと変化しながら
愛され続けてきた歴史を持ちます。

独特の細かいシボによる生地の凹凸が、肌との接地面を減らし
さらっとした肌ざわりと軽い着心地は暑い季節にピッタリ。
その心地よさは、もちろん現代にも変わることはなく、
湿気の多い日本の生活に寄り添い、快適な着心地を実現します。

今回は、和服のイメージが強いこの「ちりめん」素材を
トレンド感のあるシルエットとディテールをもつワンピースに。

ちりめんにしか出せない”奥行きのある黒”を生かし、
これまでの素材とはひと味違う上品さと
大人っぽさが楽しめる1着に仕上げました。
和の素材のイメージをガラリと変える、全く新しいアイテムです。

今回のワンピースは、京都府与謝郡にある新進気鋭「ハタ屋さん」
宮眞株式会社さんの丹後ちりめんを使用。
さらに縫製は、舞鶴市内でも有数の縫製工場 福井センイさんで行います。

”海の京都”でモノづくりをすること。

それは、

「世界に通用する洋服づくりが 地方にある」ということを
世界に向けて発信することです。

人口減少、人手不足、都会への一極集中など、
地方でモノづくりを続けることは容易ではありません。

だからこそ、挑戦するのです。

”ファッションの地産地消”は私たちの地元そして地方都市に、
地域の活性化と前向きな未来をもたらしてくれるはずだから。